- 会社説明会に【履歴書は持って行くべき】
- 履歴書があれば【自己アピールができる】
- 履歴書を忘れたら【後日送付する】
会社説明会で履歴書を持参するという指示があれば、必ず持って行くべきです。しかし、指示がない場合は履歴書を持って行くべきかどうかに迷うでしょう。
そこで本記事では、会社説明会に履歴書を持参すべきかについて解説します。また、持参する理由やポイント、忘れた時の対処法も解説するので、ぜひ本記事の内容を参考にして会社説明会に関する履歴書の悩みをなくしましょう。
会社説明会に履歴書は持参すべき?
会社説明会では、企業側から「履歴書を持参してください」という指示があったり、持ち物に記載されている場合は、必ず持参する必要があります。このような場合は、会社説明会の後に選考が始まる可能性があります。このように、説明会後に個別面談や選考が行なわれるケースでは、履歴書が必要となるケースが多いでしょう。
しかし、特に指示がない場合でも履歴書は持って行くべきです。なぜなら、履歴書を持参することで、予想外の面談や面接に対応できるからです。
履歴書の持参を指示していない場合に面談をすると、企業側は参加者が履歴書を持っていないのが当たり前だと思っています。そこで履歴書を提出できれば、自分の情報をすぐに伝えられるだけでなく、好印象を与え、他の候補者との差別化が図れるでしょう。
このように、会社説明会に履歴書を持っていかないメリットはありません。会社説明会に参加する際は、準備万全で臨むためにも、履歴書を作成して持参することをおすすめします。
会社説明会で履歴書を持参する理由
企業から求められる場合がある
会社説明会で履歴書を持参する理由の一つは、企業から求められる可能性があるからです。会社説明会では、参加者の情報を企業が把握するために、事前に履歴書の提出をお願いすることがあります。
このような場面では、事前に求められた書類をしっかり用意しておくことで、企業に対する誠意を示すことができます。また、指定がなくても持参しておくことで、企業側の予期せぬ要求に即座に応えることができ、就活生としての準備の良さをアピールできるでしょう。
アピールに繋がる
履歴書を持参することで、自分自身を企業にアピールするチャンスを得られます。会社説明会は、企業と学生の初めての接点となる場合が多く、そこで履歴書を提出できれば、自分のスキルや経験を直接企業に伝えられます。
特に、話し合いやディスカッションを行う機会があれば、履歴書を基に自己アピールができ、企業に自分を印象付けることができます。また、履歴書を準備していること自体が、「準備力が高く積極的な就活生」という評価にも繋がるでしょう。
突然の面接に備えられる
会社説明会は単なる説明会にとどまらず、急遽その場で面接が行われることもあります。こうした場合、履歴書が手元にあるとすぐに面接に対応できます。履歴書を持参していなければ、面接に参加する機会を逃してしまう可能性もあります。
特に、会社説明会は一度に多くの学生が参加するため、企業側が優秀な人材を見つけるために、説明会後に個別面接を実施することも考えられます。このような場合に備えて、履歴書を常に持参しておくことはベストだと言えるでしょう。
会社説明会用の履歴書を書くコツ
事前に企業研究をする
履歴書を書く前に、まずは応募先企業について十分なリサーチを行いましょう。企業の理念や業績、今後の展望を理解することで、志望動機や自己PRに説得力を持たせられます。
そうすることで、履歴書の内容もより濃いものとなるでしょう。このように、企業が求める人物像に自分をどのようにアピールできるかを明確にすることが重要です。
企業の魅力を伝える
履歴書の志望動機や自己PRの部分では、なぜその企業を選んだのか具体的な理由を記載しましょう。企業の魅力を取り上げ、あなたがその企業に貢献できると感じるポイントを伝えることが大切です。
ただし、「有名だから」や「安定しているから」だけではなく、自分の経験やスキルがどのように役立つのかを具体的に述べるのは避けましょう。必ず具体的な内容を盛り込み、企業の方を説得できるような内容にすることが重要です。
志望動機を伝える
志望動機は履歴書の中で特に重視される部分です。自分がその企業でどのように成長したいのか、どのように貢献できるのかを具体的に書くと効果的です。
また、自己PRと関連付けて、過去の経験を活かして企業にどのように役立てるかを述べると、より深みのある履歴書になるでしょう。
会社説明会に履歴書を持って行くときのポイント
封筒に履歴書を入れる
会社説明会に履歴書を持参する際は、履歴書をきちんと封筒に入れるのがマナーです。封筒に入れることで、書類を汚れや折り曲がりから守り、企業側にも丁寧な印象を与えます。
また、封筒はA4サイズが基本ですが、書類が折れないような大きさであることを第一に選びましょう。
封筒の表に履歴書在中と書く
履歴書を入れた封筒の表には、必ず「履歴書在中」と記載しましょう。この表記をすることで、企業側が中に何が入っているのかをすぐに認識でき、誤って捨てられたりするリスクを減らせます。
また、赤いペンで目立つように書くのが一般的です。さらに、表面の左下に書くと整理しやすいので、書く際はただ書くのではなく、どこに書くのかにも気を使いましょう。
封筒の封はしない
会社説明会に履歴書を持参する際、封筒の封はしないように注意しましょう。封をしてしまうと企業側がその場で確認できないため、手間を取らせる可能性があります。封を開ける必要がないように、必ず開けた状態で持参することがポイントです。
履歴書はクリアファイルに入れる
履歴書はクリアファイルに入れて持参すると、書類がしわや汚れから守られ、見た目も綺麗に保つことができます。
また、封筒の中に直接履歴書を入れるだけでなく、クリアファイルに入れることで受け渡し時に手渡ししやすく、より丁寧な印象を与えられるでしょう。ビジネスマナーの一環として押さえておくべきポイントなので、把握しておくことが大切です。
住所・氏名は封筒の裏に記載する
封筒の裏には、必ず自分の住所と氏名を記載しましょう。万が一封筒が他の書類と混ざったり、紛失した際に自分のものだとすぐに分かるようにするためです。また、自分の情報をきちんと記載しておくことで、企業側に対する責任感や丁寧さも示すことができます。
添え状は入れない
履歴書を会社説明会に持参する際は、添え状は不要です。添え状は郵送時に礼儀として添えるものであり、説明会などで直接手渡しする場合には特別な理由がない限り不要です。直接対面する場である説明会では、面接官に口頭で丁寧に渡せば問題ありません。
会社説明会での履歴書の渡し方
封筒に入れたまま履歴書を渡す
履歴書を渡す際は、基本的に封筒に入れたまま渡すのがマナーです。封筒に入れることで、重要書類である履歴書を丁寧に扱っている印象を与えることができます。
ただし、企業によっては「封筒から出して渡してください」という指示がある場合もあるので、その場の指示に従うようにしましょう。また、封筒は白無地のものを使用し、表面には「履歴書在中」と赤字で記載するとより丁寧です。
読みやすい方向で両手で渡す
履歴書を渡す際は相手が読みやすい向きにし、両手で丁寧に渡すことが基本です。渡す前に一言、「本日、履歴書をご持参いたしました」と述べることで、より丁寧な対応ができます。また、書類を渡す瞬間には、笑顔やアイコンタクトを忘れずに行うとより好印象を与得られるでしょう
会社説明会に履歴書を忘れた時の対処法
担当者へ伝える
まずは、会社説明会の受付や担当者に忘れたことを速やかに伝えましょう。嘘をついたり誤魔化したりするのではなく、誠実に事情を説明することが大切です。
しっかり伝えることで企業側は柔軟に対応してくれる場合も多く、後日郵送などの対応を提案されることがあります。また、説明会に持参する書類の重要性を忘れず、今後のためにも確認する習慣をつけましょう。
後日履歴書を送付する
履歴書を忘れてしまった場合、企業によっては後日送付を求められることがあります。この際には、指定された期日までにきちんと送ることが大事です。
送付する際は、お詫びの言葉と共に、速やかに対応する姿勢を見せることで、信頼を取り戻すことができます。また、送付前には誤字脱字の確認も忘れずに行いましょう。
会場近くで作成する
もし当日に余裕がある場合は、会場の近くにあるコンビニやインターネットカフェで履歴書を作成する方法もあります。市販の履歴書を購入し、その場で記入するようにしましょう。
ただし、この場合でも内容はしっかりと確認し、急ぎすぎて誤字やミスがないように注意が必要です。また、持参すべき写真がない場合もあるため、事前に写真データをスマートフォンに保存しておくなど、万全の準備を心がけましょう。
会社説明会で履歴書以外に持参すべき物
筆記用具
会社説明会では、企業や採用担当者の話を聞きながら重要な情報を書き留める機会が多くあります。そのため、黒または青のボールペンや鉛筆を持参し、いつでもメモが取れるように準備しておくことが大切です。また、予備のペンを持っておくと、万が一の紛失や故障にも対応できるのでおすすめです。
メモ帳
筆記用具と同様に、メモ帳も必需品です。説明会中の企業の特徴やアピールポイント、質問したい内容などを書き留めるために役立ちます。
選ぶ際は、A5サイズ程度のコンパクトなメモ帳が使いやすく、カバンに収納しやすいのでおすすめです。メモを取る姿勢は企業側からも真剣さが伝わるので、メモ帳は忘れず持参するようにしてください。
クリアファイル
履歴書や会社案内の資料、パンフレットなどを整理して持ち運ぶためにはクリアファイルが便利です。クリアファイルは、書類が折れたり汚れたりしないように保護するための必需品です。
また、企業から配布された資料をその場でまとめて保管できるため、後で振り返る際にも役立つでしょう。
会社説明会の履歴書に関するよくある質問
会社説明会の持ち物に履歴書と書いてない場合も持って行くべき?
基本的に、会社説明会で履歴書が指定されていない場合でも、持参しておくのが無難です。企業側が求める場合が突然発生する可能性があり、準備しておけば柔軟に対応できます。
また、履歴書があれば企業に対して意欲や準備性をアピールできるチャンスにもなります。そのため、履歴書を持参しておいても損はありません。
会社説明会に履歴書が間に合わない場合はどうしたらいい?
履歴書が説明会までに準備できない場合は、事前に企業にその旨を連絡しましょう。企業側は事情を理解してくれることが多く、場合によっては当日ではなく後日提出するよう求められることもあります。
また、連絡を入れることで誠意と責任感を示せるため、迅速に対応することが重要です。
会社説明会には履歴書を持って行くのがおすすめ
会社説明会には履歴書を持って行くことをおすすめします。履歴書を持参することで、その場で選考に進む可能性がある場合に備えることができ、企業に対して熱意や準備力をアピールできます。
また、企業によっては履歴書をその場で提出するように求める場合もあるため、持参しておくことで余計なトラブルを避けられます。しっかりと準備して会社説明会に臨むことで、次のステップに繋がるきっかけとなるでしょう。