就活に腕時計は必要?選び方やマナー・おすすめのメーカーを紹介

就活に腕時計は必要?選び方やマナー・おすすめのメーカーを紹介
この記事のまとめ
  • 腕時計をつけると印象が良くなる
  • 学生らしいシンプルな腕時計を選ぶ
  • 腕時計の付け方でも印象が変わる

社会人になると、常に仕事の予定として時間と向き合い続けることになります。そんなときに役に立つのが腕時計です。最小限の動作で時間が確認でき、相手に失礼と思われない腕時計は必ずビジネスの場で役に立ちます。

ただ、昨今はスマートフォンを時計の代わりにしている人も多く、わざわざ腕時計をする意味を見出せない人もいるでしょう。しかし、社会人になるにあたって腕時計は持っておくべきアイテムです。

本記事では、就活中に腕時計をする理由や、最適な腕時計の選び方を解説していきます。就活のときの腕時計の選択の参考にしてください。

そもそも就活に腕時計は必要?

時間の確認をするならば、スマートフォンで十分と考える人も多いでしょう。モバイル社会研究所の調査によると、2024年の15歳以上のスマートフォンの所持率は97.0%となっており、もはや持っていない方が圧倒的に少数派です。わざわざ腕時計を持つ意味を見出せないのも無理もありません。

しかし、やはり就活の場において腕時計は、スーツや手帳と並ぶ必須アイテムといえるでしょう。就職して社会人となれば、スケジュールの詰まった毎日を過ごすことになります。そのため、常に時間を気にして行動することが求められます。

そのスケジュールの中には、相手との面談や上司との会議もあるでしょう。その場でスマートフォンを取り出して時間を確認するということを失礼に感じる人は少なくありません。社会人としての生活において、腕時計はマナーの一環です。

また、単純に採用選考という一種の「試験」において、スマートフォンが使えない場面は珍しくありません。そのような状況に備えて、腕時計は持っておくべきでしょう。

就活に腕時計が必要とされる4つの理由

身だしなみの一環と考える人が多い

社会人となると、常に時間を気にして生活することになります。そのため、時間を確認する手段を必ず持っておかなければなりません。現代であれば、スマートフォンがありますが、つい10年ほど前までは腕時計を使用することが一般的でした。

そのため、「ビジネスパーソンとして腕時計をすることは当たり前」という価値観は根強く残っています。特に官公庁や銀行・証券会社などいわゆる「お堅い」系の職業や、鉄道やバスのような「時間厳守」が求められる運輸業界などは、この価値観が非常に強い業界です。

そうでなくても、一社会人として「時間を守る」ということは重要なことです。腕時計を身に付けていることで、時間を確認して、マナーを守ることができる人だという印象を与えられます。

スマートフォンの使用は誤解を招く

時間の確認にスマートフォンを使用すると、相手に誤解されることがあることを忘れてはいけません。面接会場の待合室や説明会の会場などでスマートフォンで時間を確認していると、担当者からは「SNSを見ているのでは」「ゲームをしているのでは」と誤解を与えてしまいます。

企業によっては、説明会や待合室での態度や様子も評価の一環としています。その気がなくとも誤解されてしまっては、当然、評価が下がってしまいます。腕時計なら企業に誤解されずに、自然に時間を確認できます。

電池切れの心配がない

腕時計とスマートフォンの大きな違いは、腕時計には電池切れの心配がないことです。確かに昨今は、喫茶店やコンビニなどスマホを充電できる場所は数多く存在します。しかし、採用選考を行う会場や付近にそのような場所があるとは限りません。

就活は1日がかりのスケジュールとなることも多く、必然的にスマホの充電切れのリスクが伴います。そんなときに腕時計があれば、もし充電が切れてしまっても時間を確認できるでしょう。

もちろん、スマホの充電を完了させた上で予備電源を用意することも大切です。ただ、電子機器は、いつ何が起こるか分かりません。リスクを回避するという目的でも腕時計は必要となるでしょう。

単純に選考に必要となることがある

腕時計が必要になる4つ目の理由は、単純に選考に必要だからです。企業にもよりますが、採用選考には適性検査などの筆記試験が必要なこともあります。大学での試験のように制限時間が課され、その時間内に問題を解くという形式が一般的です。

その試験会場に時計が用意されているとは限りません。また、当然ですがスマートフォンはカンニングを疑われるので使用できないでしょう。そのような場で残り時間を確認する手段として、腕時計は必要となります。

それ以外にも、時間を確認しなければならない試験というのは数多く存在します。そのような場で手元で手軽に時間を確認できるのが、腕時計のメリットといえるでしょう。

腕時計の有無は合否に影響しない

注意したいのは、「腕時計がない」ことは、あまり合否に影響しないということです。そもそも、腕時計を持っている人の割合はそれほど高いわけではなく、普段から使っている人はさらに少ないです。

社会人でも持たない人が多いる中で、就活生が身に付けていないことで評価を下げるような人はまずいないでしょう。つまり、腕時計がないことの本質的な問題は、「持たないことで時間を確認する方法がスマートフォンしかなくなる」ことにあります。

前述の通り、スマートフォンを試験中や面接中に取り出すことは不可能です。時間を確認したいが、確認する方法がないということで生じる不利益を解消するためにも、腕時計は持っておくべきでしょう。

就活用の腕時計を選ぶポイント

就活用の腕時計を選ぶポイント:OK例とNG例

日本には数多くの腕時計メーカーが存在し、様々なデザインや材質の腕時計を日々販売しています。海外メーカーまで加えれば、本当に多種多様な腕時計が専門店には並んでいます。そんな数多くの腕時計の中から、就活生が腕時計を選ぶ基準について解説していきます。

ハイブランドの腕時計は厳禁

腕時計には、一本何百万円もするようなハイブランドの高級腕時計があります。しかし、就活においてハイブランドの腕時計は厳禁です。新卒の社会人に求められているのは、フレッシュさです。ハイブランドの腕時計は、求められている初々しさを打ち消してしまいます。

また、ハイブランドの腕時計は色味もゴールドという高級感あふれるものが多く、これも面接官から見るとあまり良い印象になりません。就活生のなかで悪目立ちする上に、派手な印象で真面目さや堅実さが感じられなくなってしまいます。その意味でも高級な腕時計は避けた方が賢明です。

基本的には5000円~5万円以下程度といった、リーズナブルな価格の腕時計を着ければ問題ありません。

デジタルよりはアナログがおすすめ

腕時計にはデジタル表示のものと文字盤のアナログ時計の2種類がありますが、就活でおすすめなのはアナログ表示のものです。付けたときの印象として、デジタル式の腕時計はカジュアル、アナログ式はフォーマルな印象があります。就活はフォーマルが好まれるため、アナログ式の腕時計を選びましょう。

また、デジタル式の腕時計には計時機能以外にも、アラームやストップウォッチなど様々な機能がついたものが存在します。特にアラームが面接中に鳴り始めると、他の受験者にも迷惑が掛かってしまいます。

その意味では、最近流行のスマートウォッチも避けた方がよいでしょう。一般的にスマートフォンの代わりと考えられているため、途中で音が鳴ると面接官からの心証が下がってしまいます。多機能な腕時計は便利ですが、思わぬ失敗をしてしまうことが考えられるため、注意しましょう。

シンプルで派手過ぎない色合いを選ぶ

就活には、リクルートスーツかオフィスカジュアルの私服で臨むことが一般的です。腕時計もそのようなフォーマルな装いに合うシンプルなデザインのものが良いでしょう。派手なデザインは、企業から「TPOをわきまえられていない」と思われてしまいます。

色合いとしては、文字盤は白・黒・青色のいずれか、女性ならば薄いピンクも選択肢に入ります。バンドも白・黒・茶色、そして、シルバーのビジネスシーンに相応しい色を選びましょう。スーツに合うデザインの腕時計を購入しておけば、入社後も活用できます。

バンドは革か金属のどちらでもよい

ベルトも腕時計の印象を決める重要な要素です。就活にはフォーマルな印象を与えられる革タイプか金属のいずれかを選びます。ラバー素材の腕時計はスポーティーな印象になりますが、スーツには合わないので避けた方が良いでしょう。

長時間身に付けるものであるため、金属製ベルトの場合は軽く、錆に強いステンレスがオススメです。革製ベルトは合皮のものでも問題ありませんが、かぶれやかゆみなどのアレルギーを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

また、ベルトの太さは特に決まりはありません。身に付けたときにしっくりくるものを選びましょう。

ソーラー充電は電池切れの心配がない

一般的に就活用の腕時計の価格帯は、高くとも2~3万円といわれています。もし、予算に余裕があるのであれば、文字盤に太陽光を当てるだけで稼働し続けるソーラー充電式の腕時計を選びましょう。電池交換の手間がないため、非常に便利です。

また、時間のずれがほとんどない電波式時計も、従来より比較的安い値段で手に入るようになっています。時間厳守が絶対な業界なら、就活のときから「時間に正確な」腕時計を使っていると印象もよくなることでしょう。

就活用の腕時計はどこで購入できる?

家電量販店

就活で選んだ時計は、就職してからも使うことになります。実際に手に取ったりスーツに合わせたりするためにも、家電量販店や時計屋などで購入する方が失敗がありません。折角の買い物ですから、納得する一本を選びましょう。

また、実店舗ならコマ詰めといわれるベルトの調整をその場で行ってくれます。ベルトのサイズが腕に合っていないと非常に不格好になるため、このようなサービスがある点でも、腕時計は実店舗で買う方が適切といえるでしょう。

インターネットショップ

日本には数多くの腕時計メーカーが存在し、その多くが直営のインターネットショップを展開しています。そのため、ネットで購入することも可能です。また、楽天やAmazonなどの総合ECサイトにも出店しているため、何本かの腕時計を比較しながら選べます。

腕時計を選ぶ基準は、デザインや機能、価格など様々なものがあるため、単純には決められません。多くの腕時計から気に入った一本を選べることは、実店舗にはない利点といえるでしょう。

ただ、腕時計を使っていると「思っていたよりも重い」という問題が、どうしても起こりえます。毎日10時間は身に付ける腕時計が重いことは、かなりの負担です。ネットでの購入は実際の重さなどが分からず、後々困ることがあることは忘れないようにしましょう。

就活生におすすめの腕時計ブランド

CASIO

就活生におすすめの腕時計ブランド:CASIO

日本の腕時計メーカーとして、真っ先に名前が挙がるのはCASIOではないでしょうか。CASIOの腕時計は、デザイン性に優れており、メタル系、革ベルトともにスタイリッシュなものが多いです。

また、値段も手ごろなものが多く、男性向け・女性向け問わず数多くの腕時計を扱っています。どの腕時計がよいか悩むのであれば、まずはCASIO製の腕時計を一本手に取ってみるとよいでしょう。

CITIZEN

就活生におすすめの腕時計ブランド:CITIZEN

2つ目に紹介するのは、CITIZENです。1918年に設立した歴史ある企業であり、その品質の高さは折り紙付きです。昨今は若者向けのリーズナブルブランドとして、Q&Qやレグノなどを展開しており、求めやすい価格帯の腕時計を豊富に揃えています。

また、ソーラー充電や電波時計など時計として優れた機能も備えているので、就職活動に使う腕時計のオススメブランドと言えるでしょう。

SEIKO

就活生におすすめの腕時計ブランド:SEIKO

3つ目に紹介するのは、1881年に創業したSEIKOです。日本初の腕時計を制作、世界初のクオーツ時計を製品化した技術力のある企業です。就活生向けの比較的安価な2万円以下の腕時計も多く、取り揃えています。

SEIKOの腕時計の一番の魅力は、時間の正確性です。クォーツを利用した時計は、非常に正確なため、忙しいビジネスマンの間で珍重されています。就活生としても時間は重要なので、就活用の腕時計としておすすめのブランドです。

就活のときの腕時計の付け方

就活では、腕時計の付け方にも注意しましょう。単純につけるだけかもしれませんが、付け方によってはTPOに合わず、企業からの印象を下げる可能性もあります。就活の場に相応しい付け方を確認しましょう。

利き手の逆側の手につける

腕時計は利き手とは逆の手につけることが一般的です。これは付けたときに時刻合わせのリューズが巻きやすく、また、積極的に動かさないため腕時計を傷つける心配がないことが理由とされています。

勿論、利き腕に付けた方が作業するときに都合が良いことも少なくありません。左右どちらにつけなければならない、という明確な基準は就活でも存在しないため、自分の負担のない方を選ぶとよいでしょう。

主張させないような位置につける

就活のときは、普段はスーツの袖から少し見えるような位置にしておき、時間を確認するときには自然に袖から出てくる位置がベストです。常に袖から全体が見えるような位置に腕時計をしていると、腕時計の主張が強くなりすぎます。

腕時計が主張し過ぎると面接官には「時間を気にしている」、つまり「せっかち」である印象を与えるだけではなく、場合によっては「早く終わらせたいと思っているのでは」と思われてしまいます。

そうならないためにも、腕時計は手首の骨のでっぱりより肘側に付けます。その上で、スーツの袖の長さから調整を加えていき、ベストな位置を見つけるとよいでしょう。

内向きと外向きで印象が違う

腕時計は男性は外向きに付けるのが一般的です。これは男性の場合は文字盤が大きいため、内向きにつけると単純に手首が曲げにくく、作業がしにくいという問題があることが原因です。

また、女性の場合は内向きに腕時計を付けることが一般的です。これは、和装に合わせたときに外向きにだと下着が見えてしまうという問題があり、それを防ぐためにも手首の内側に付けるようになっています。

このような経緯もあり、内側につけると女性らしい印象に、外側につけると男性らしい印象になります。自分が面接官に対して、どのような印象を与えたいのかによって、付ける向きを変えるということも一つの方法です。

就活で腕時計は必需品!

社会人になれば、常に時間を気にしながら仕事をすることになります。特に日本では時間を守れないビジネスパーソンには厳しい評価が下されます。ただ、そうならないためには普段から時間を確認するためのツールが必要です。

確かに、その時間を確認するツールとして、スマートフォンは優秀です。ただ、それが使えないシーンは就活だけではなく、普段の生活の中でも往々にして遭遇します。そのような場面に備えて、やはり腕時計を持つことは社会人として重要なことでしょう。

高い腕時計を持つ必要はありません。ただ、これから先社会人になっても使っていくものだからこそ、自分が心から気に入った一本を選んでください。