就活カバンがない場合の対処法は?代用OK・NGなカバンについて解説

就活カバンがない場合の対処法は?代用OK・NGなカバンについて解説
この記事のまとめ
  • 面接に就活カバンは必須!
  • ない場合は借りるか代用品を探す
  • ビジネスマナーを意識して選ぶ
  • カバンを借りる際は清潔な状態か確認する

急に面接の予定が入ってしまったり、使おうと思っていたカバンが壊れていたりして、就活カバンがないこともあるでしょう。

就活に利用するカバンは家にあるもので代用できる場合があるので、落ち着いて行動することがポイントです。

本記事では、就活で使うカバンがない場合の対処法や、就活に相応しいカバンについて詳しく解説します。就活に代用できるカバン、代用できないカバン、代用するときの注意点についても紹介するので、就活カバンがなくて困っている就活生の方はぜひご覧ください。

面接に就活カバンは必須?

就活カバンがない時、面接に手ぶらで行こうと考える方もいるかもしれません。しかし、どのような職種を受ける際にも、就活ではスーツとスーツに見合うカバンは必須です。

カバンに入れる荷物が少なくても、面接に手ぶらで参加する就活生は「ビジネスマナーが身に付いていない」と採用側に判断される恐れがあります。また「志望度が低い」と思われる可能性があるため、選考に影響を及ぼすこともあるでしょう。

マイナスな印象を与えないためにも、就活カバンはビジネスマナーに沿ったものを用意しましょう。

面接が迫っている中で就活カバンがない場合は、いくつかの対処法があります。これから詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

就活カバンがない場合はどうする?

家族や友人に借りられないか相談する

就活を経験した家族がいるなら、就活カバンを保有している可能性があるため、借りられないか相談してみましょう。また、友人であれば自分と同じように就活しているケースが多いので、面接日が被っていなければ就活カバンを借りられるチャンスがあります。

面接は数時間で終わるケースがほとんどなので、1日借りられるのであれば十分です。友人に借りる際は、終了後速やかに返却し、至急自分の就活カバンを準備しましょう。

また、就活用のカバンではなくても、過去に両親が仕事で使ったカバンが代わりにできることがあるので相談してみてください。

代用品を探す

自分が普段使っているカバンのなかから、就活カバンの代用品を探すのも手段のひとつです。就活に相応しいカバンについては後述しますが、そこまで条件が多くないため、手持ちのカバンから代わりになるものが見つかるかもしれません。また、大学入学時のカバンが代用できる可能性があるのでチェックしてみてください。

急を要するなら、パソコンを入れるケースをカバン代わりにする方法があります。しかし、パソコン用カバンは自立するタイプではなくカジュアルな印象を与えるため、ほかの就活生に差をつけられてしまうかもしれません。そのため、パソコン用カバンで代用する場合は、1回のみに留め、至急就活カバンを準備することをおすすめします。

今すぐ買いに行く

就活カバンを人から借りられそうもなく、代用できるカバンもないのなら、今すぐ買いに行くことで対処できます。カバンがないと気づいたタイミングにもよりますが、3日間ほどの期間があるならネットショッピングで探すのも良いでしょう。

ネットで注文する場合は、面接日までに間に合うのか必ずチェックすることが大切です。即日発送に対応してるのであれば、翌日受け取れる可能性もあるので調べてみましょう。

翌日に必要なら、24時間営業しているドン・キホーテや、22時まで営業しているイオンモールなどに探しに行ってみましょう。

就活カバンをどこで買うのかもっと知りたい方は、本記事後半の「就活カバンがないときに関するよくある質問」をご覧ください。

就活に相応しいカバンの特徴

ビジネスシーンに適したデザイン

就活に相応しいカバンの特徴:ビジネスシーンに適したデザイン

就活カバンはなんでも良いわけではありませんビジネスマナーをアピールするためにも、TPOにふさわしいデザインのカバンを選びましょう。

就活カバンに相応しい色や素材は、以下を参考にしてください。

就活カバンに相応しい色不適切な色
・黒・ネイビー・茶色・こげ茶色・グレー・明るい色・派手な装飾
就活カバンに相応しい素材不適切な素材
・革・フェイクレザー・ナイロン・ポリエステル・キャンバス生地・デニム生地

また、ビジネスの場で使うカバンは、極端な値段のものを選ばないようにしましょう。ハイブランドのカバンを就活で利用すると「金銭感覚がズレているのでは」「ほかの就活生と合わせる気持ちがないのか」と懸念される恐れがあります。

一方、安すぎるカバンでは、安っぽく見えたり、すぐにくたびれたりするデメリットがあるので気をつけてください。就活カバンは入社後のビジネスカバンとしても利用できるケースがあるので、スーツや靴にマッチしているものを選ぶことがポイントです。

A4書類&角2封筒が入るサイズ

就活に相応しいカバンの例

面接では資料や書類が配布されるケースも多いため、就活カバンはA4の書類が入るサイズにしましょう。また、履歴書やエントリーシートは角2封筒に入れて持参することもあるので、封筒が入るサイズなのかも重要です。

書類の扱いは社会人として大切なマナーのひとつなので、丁寧に扱っていることをアピールできると好印象につながります。書類をきれいな状態で保管するには、A4サイズの書類が入るクリアファイルを準備しておくと良いでしょう。

自立するタイプ

就活に相応しいカバンの例:自立するタイプ

面接では地面にカバンを置くケースが多いため、自立するタイプのカバンが好ましいです。自立しないタイプのカバンでは、地面に置くときに倒れてしまい、手間取ってしまう可能性があります。

何度もカバンを立て直していると時間がかかってしまい、面接官を待たせてしまうことになります。また、倒れているカバンよりも、自立しているカバンのほうがスマートな印象を与えられるでしょう。

自立しているタイプであれば側面がしっかりとしているため、移動時にカバンの中身が乱れにくいこともポイントです。

就活カバンに代用できるカバン

代用OKなカバン
  • トートバッグ
  • ショルダーバッグ
  • パソコン用のカバン
  • ブリーフケース

上記のカバンで、就活に相応しいカバンの特徴に該当しているなら代用が可能です。ショルダーバッグやブリーフケースに肩ひもがついてるデザインの場合、カジュアルな印象につながるため、就活で使用するときは外して手で持つようにしましょう。

また、上記のカバンがあったとしても、就活に相応しいカバンの特徴に該当していないカバンは代用できません。そのため、代用品を探す際は、就活に相応しいかどうかを必ず確認してください。

就活カバンに代用できないカバン

代用NGなカバン
  • ビジネス用ではないリュック
  • ボディーバッグ
  • ウエストポーチ
  • サイズの小さいショルダーバッグ
  • クラッチバッグ

色や生地が就活に相応しくても、上記に該当するデザインのカバンは就活に適していません。また、就活に代用できるトートバッグですが、キャンバス生地やデニム生地などの布製のものは避けましょう。

就活カバンに代用できないカバンは、総じてカジュアルな印象を与えるものです。また、A4書類&角2封筒が入らないようなサイズの小さいカバンも不適切になります。

就活カバンを代用する際は、後述する注意点もチェックしておきましょう。

就活カバンを代用するときの注意点

汚れや傷がないかチェックする

人から借りたり、普段使いしているカバンで代用するなら、汚れや傷がないのかチェックをしましょう。カバンの表面に汚れや傷がついていると、不潔な印象を与えてしまいます。

就活カバンに相応しいことも大切ですが、良い印象を与えるためには清潔感が重要です。汚れや傷があるなら拭いたり磨いたりして、きれいな状態にしておきましょう。カバンのお手入れをしても、状態が悪いカバンを使うのは避けたほうが賢明です。

就活時に持ち歩くカバンはひとつだけにする

就活カバンに相応しいサイズはA4書類&角2封筒が入る大きさなので、都合よく代用できるカバンが見つからないこともあるでしょう。その際、書類を入れるためにサブバッグの持参を考えるのはおすすめできません。就活時に持ち歩くカバンは、基本的にひとつだけです。

サブバッグがあると便利になることもありますが、就活で複数のカバンを持参するのはビジネスマナーに反します。荷物がかさばることで手間取ってしまうこともあるため、ひとつだけにしてください。

装飾品は外す

就活カバンにチャームやキーホルダーなどの装飾品がついているカバンは、外してシンプルな状態にしておきましょう。装飾品はカジュアルな印象につながるため、就活では不適切です。

また、必要なものをカバンからスムーズに取り出せるように、中身を整理しておくのも大切です。

カバンを持たない選択肢はNG

前述したとおり、就活においてカバンを持たない選択肢はありません。指定された持参品がないとしても、就活カバンを面接で所持するのはビジネスマナーです。

また、筆記用具や学生証などの必需品は、指定がなくても持参するのがマナーだと考える企業が少なくありません。代用も購入も無理な場合、カバンがない場合の最終手段としてハードタイプのクリアケースや封筒などに履歴書を入れて持ち歩きくことを検討してみてください。

就活カバンがないときに関するよくある質問

就活カバンを購入するときのポイントは?

就活カバンを購入するときは、前述した「ビジネスシーンにふさわしいデザイン」「A4書類&角2封筒が入るサイズ」「自立するタイプ」のものを選ぶと良いでしょう。

さらに、「長時間持ち歩いても疲れない」「撥水加工がある」などの機能性にも注目して選ぶことをおすすめします。

就活カバンの値段の相場は?

就活カバンの値段は、およそ5,000~10,000円が相場です。とはいえ、カバンの値段でほかの就活生と差がつくことはないので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

しかし、ハイブランドのカバンや、チープな印象を与えるカバンは避けたほうが無難です。

就活カバンはどこで買う?

就活カバンの主な購入場所
  • ネットショッピング
  • スーツ量販店
  • 紳士服店
  • 百貨店

カバンはスーツや靴などと違い試着が不要なので、就活に相応しい特徴を抑えられるのならネットショッピングで問題ないでしょう。スーツと一緒に購入するのであれば、スーツ量販店や紳士服店で購入が可能です。

百貨店ではリクルートフェアが開催されることもあるため、そのタイミングであれば、さまざまなブランドのリクルート商品がチェックできるでしょう。

就活カバンがないときは借りたり代用品を探そう

就活カバンがない場合、焦らずに借りたり代用できるカバンがないか探したりして対処をしましょう。時間に余裕があるのなら、速やかに購入することをおすすめします。

どのような状況でも、就活で使うカバンは就活に相応しいのかどうか確認することが大切です。適切ではないカバンを持参すると「ビジネスマナーに欠ける」と見なされる恐れがあるので注意してください。

また、カバンが見つからないからといって、手ぶらで面接に挑むのは厳禁です。リクルートカバンは就活以外でも活躍の機会があるため、この機会に購入しておくと良いでしょう。

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