就活の髪型でツーブロックはあり？避けた方が良い業界や注意点を解説

就活は身だしなみも含め評価の対象となるため、身だしなみを整えて就活に望む必要があります。しかし多くの就活生は今回が初めての就活のため、就活時の髪型でツーブロックはありかなしかどちらなのか、分からない就活生も多いでしょう。

本記事では、就活の髪型でツーブロックはありかなしかを解説しています。さらにツーブロックの髪型を避けた方が良い業界や、注意点に関しても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

就活でツーブロックの髪型にする場合は業界も加味しよう！

ツーブロックの髪型で就活に参加する場合は、業界を加味しましょう。業界によってはツーブロックの髪型に対して悪い印象がなく、むしろおしゃれと捉える業界もあります。一方でツーブロックの髪型に対して悪い印象があり、就活にふさわしくないと捉える業界もあります。

就活生における髪型の許容範囲に関しては業界によって異なるでしょう。したがってあなたが挑戦しようとしている業界が、ツーブロック含めた髪型に対して、どのくらい寛容的であるのかを事前に確認しておきましょう。

ただしツーブロックを容認している業界であっても、就活はおしゃれを楽しむ場ではありません。あくまでも真面目さや清潔感を大切にする場であることを、しっかり認識することが重要です。

就活における髪型でツーブロックはあり？なし？

就活における髪型でツーブロックに対する明確な評価は定まっていません。従って、ツーブロックの髪型で就活に参加しても、内定を獲得できる可能性はあります。ただし、業界や採用担当者によっては、マイナスと捉えられてしまうこともあるので注意しなければなりません。

そのため、自分が志望している業界は、髪型に対してどのくらい寛容的なのか、事前にしっかりリサーチしておくと安心です。

就活時の髪型に関しては、業界・業種・採用担当者によって違いはあるものの、清潔感があるか否かが大切です。面接の結果は第一印象が大きな影響を与えることが多いため、かっこよさや自身の満足感を満たすよりも、就活マナーの範囲内である髪型で臨むようにしましょう。

ツーブロックに対する評価や印象は業界によって異なる

ツーブロックを避けた方が良い業界の特徴

上層部の年齢層が高めの業界では、就活においてツーブロックの髪型は適切ではないといった考え方が根強く残っています。公務員や金融系などは、顧客の信用に重きをおいているため、ツーブロックは仕事をする上で不適切な髪型であると判断される傾向にあります。それぞれを深く見ていきましょう。

上層部の年齢層が比較的高い業界

企業の風土や文化は、役職に就いている方がどのような考え方を持っているのかで大きく異なります。社長や役員における意見の反映力は強いため、髪型のルールについても、社長や役員の考え方が強く反映されています。

現代人であればツーブロックは広く認知された髪型ですが、年齢層が高い社長や役員クラスには、馴染みのない髪型と思われているかもしれません。その場合、就活の場にふさわしくない髪型と見なされ、マイナス評価を受ける可能性があります。

ツーブロックで面接に臨んでも良いか判断する際には、上層部の年齢層や企業風土、文化を確認してみましょう。

公務員や金融系など信用に重きをおいている業界

上記の業界では、職種柄、顧客からの信用に重きをおき、第一印象となる見た目にも配慮が欠かせない業界です。従って、ツーブロックの髪型は避けた方が良いでしょう。ツーブロックは必ずしも印象が悪いとは言い切れませんが、マイナスの印象を与えてしまうリスクがある以上、就活時は避けた方が無難です。

また信用に重きをおいている業界は、幅広い年齢層と関わる機会が多く、ツーブロックの髪型に理解がない方も多いでしょう。よって、見た目を左右する髪型については万人受けする髪型にしておくと安心です。

ツーブロックに寛容的な業界の特徴

年齢層が低く、比較的若い業界では、ツーブロックの髪型に対しての評価が寛容な傾向にあります。またヘアスタイルや身だしなみの自由度が高い業界においては、個性を尊重する傾向にあるため、ツーブロックの髪型に対しても悪い印象を与えるリスクは少ないでしょう。

ツーブロックでも問題ない傾向にある業界について、深掘りして見ていきましょう。

年齢層が低い業界

年齢層が低い業界、いわゆるベンチャー企業では社員や役員の年齢層が低い傾向にあります。ベンチャー企業にも一定のルールは存在しますが、社風や風土は比較的自由な傾向にあり、髪型がツーブロックであっても評価に大きく影響しないでしょう。

さらにベンチャー企業は、今後の事業拡大において社員を必要としているため、採用人数を確保しておきたい考えがあります。会社のルールが厳しすぎると、応募人数が募らず思うように社員の確保ができない点を懸念し、あえて社風や風土を自由にしているベンチャー企業も存在します。

会社の雰囲気を知るためには、企業HPの社員ページや企業のSNS、リクルートサイトなどを確認するのがおすすめです。

ヘアスタイルや身だしなみの自由度が高い業界

アパレル業界や美容業界などの、ファッションや見た目に対する感度が敏感な業界は、トレンドやおしゃれに対しての意識が高いです。したがってツーブロックの髪型に対しても、寛容的である傾向にあります。

そのため、就活の髪型がツーブロックであっても、マイナス評価を受ける可能性は低いといえるでしょう。

しかし、アパレル業界や美容業界にも自社のブランディングがあり、そのブランディングとそぐわない髪型であれば、マイナス評価を受ける可能性があります。マイナス評価に繋がる可能性もあるということを理解した上で、髪型の選択をする必要があることを心得ておきましょう。

就活における髪型でツーブロックにする際の注意点

サイドは6ミリ以上で剃り込みは入れない

ツーブロックの髪型において、サイドを深く刈り込んでしまうと、地肌が見えることで威圧感が出てしまい、結果として怖い印象を与えてしまいます。

両サイドの長さが6mm以下の短さで髪の毛を刈り上げてしまうと、頭皮が見えてしまう可能性があるので、サイドを刈り上げる際は、6mm以上で刈り上げるようにしましょう。

刈り上げを6mm以下で行ってしまうと髪が伸びるまでに時間がかかり、長期間地肌が見える状態で選考を受けることになるため、刈り上げる長さには注意しましょう。

髪色は黒で統一する

就活における髪色の基本は黒色です。茶色などに染めた髪の状態で面接に参加すると採用担当者や面接官などから、非常識と思われる可能性があります。就活では髪色も評価対象であり、大きな影響を与えます。

近年では髪色に対して寛容的な傾向にありますが、あくまでも就活の場での髪色は黒で統一するのがマナーです。茶髪など髪を染めた状態では、就活よりもおしゃれを優先しているというマイナスな印象を持たれてしまいます。

髪色でマイナス評価を受けないためにも、就活時の髪色は黒で統一しましょう。

スタイリング剤はつけすぎない

就活時のヘアセットにおいて、スタイリング剤を使用する方は多いでしょう。就活時でもスタイリング剤を使用するのは問題ありませんが、注意すべき点は使用量です。スタイリング剤をつけすぎると、髪がツヤツヤと不自然になり清潔感が損なわれてしまう可能性があります。

ワックスを使う場合は使用量に注意しつつ、ツヤ感が出にくいものを使用しましょう。またジェルタイプのスタイリング剤はツヤ感が出やすいため、就活時の使用はおすすめできません。就活において清潔感は最も重要な点となるため、清潔感を損なう行動は避けましょう。

好印象を与えるツーブロック3選

ショート＋前髪ありのヘアスタイル

ショート＋前髪ありのツーブロックは爽やかで清潔感のあるヘアスタイルです。ツーブロックはいかつい印象を与えがちですが、前髪を残すことでやわらかい印象を与えることができます。

前髪を残す場合は、眉より上を目安に眉がしっかり見える長さで揃えてカットし、目にかからないようにしましょう。前髪が目にかかってしまうと暗い印象を与えてしまう可能性があるので、注意しましょう。

眉を出すことで顔全体のパーツをはっきりさせ、明るい印象や清潔感をアピールできます。サイドは刈り上げし過ぎず、前髪を残してやわらかい印象を与えるツーブロックを作りましょう。

ショート＋前髪なしのヘアスタイル

ショート＋前髪なしのヘアスタイルは活発な印象を与えます。あえて前髪を作らず顔全体をしっかり見せることで、明るい印象と清潔感を与えることができます。

特にトップを長めに残しておきたい就活生におすすめです。セットを整えすぎると、オールバックになってしまうので、注意しましょう。

就活において清潔感や明るい雰囲気は好印象なため、ツーブロックであっても常に清潔感を意識し活発に見えるようスタイリングしていきましょう。

ショート＋おでこが出ているヘアスタイル

おでこを出すヘアスタイルは、前髪ありなし、どちらでもセットすることが可能です。

就活時に前髪を作っている場合、眉上でカットすることが多いため、前髪を上げても垂れてくる心配はないでしょう。短めの前髪は、気分によって上げたり下ろしたりできるため、就活時とプライベートで髪型を自由に変えられます。

さらに前髪を上げた場合と下げた場合では、それぞれの印象が異なって見えるため、志望している企業や業界によってセット方法を変えられるのもおすすめです。

最低限のマナーを守れば就活にツーブロックでもOK！

ツーブロックで就活に臨む際は、サイドの長さやヘアセットに気を配り、怖い・非常識といった印象にならないようにすれば問題ありません。

ただし、業界によっては好ましくないと思われる場合もあるため、志望する業界や企業の雰囲気に合っているかどうかは必ず確認し、せっかくのチャンスを髪型ひとつで台無しにしないように注意しましょう。