- ボブは清潔感や好印象を与えやすい
- ヘアセットの手間がなくアレンジも簡単
- 就活では個性的な印象を与えないように注意
おしゃれで女性らしい印象を与えるボブは、人気のヘアスタイルですが、就活に適しているのか悩む方も多いでしょう。第一印象は出会って3~5秒で決まると言われているため、印象を大きく左右する髪型選びは重要です。
本記事では、就活にボブはOKなのか、ボブにするメリットや注意点を解説します。就活におすすめのボブスタイルや、ボブのアレンジについても紹介するので、ヘアスタイルにお悩みの就活生は参考にしてください。
就活にボブはOK?どう評価される?
就活で髪型に悩む就活生はたくさんいますが、就活の髪型に正解・不正解はありません。さらに「このヘアスタイルにしておけば必ず人事担当からの印象が良くなる」といった、髪型も存在しないのです。
就活では清潔感やTPOを守っていることが重要なポイントになります。ボブは清潔な印象があり、一般的な髪形でもあるため問題ありませんが、清潔感が感じられない場合は、ボブでもマイナスな印象につながるので注意しましょう。
髪の短いボブスタイルの場合、明るく活発な印象を与えます。企業は新入社員にフレッシュさを求めているため、明るい印象は好印象につながります。しかし、短くても重い印象を与えるスタイルもあるため気を付けてください。
ボブヘアは見た目のかわいらしさだけでなく、さまざまなメリットがあるので就活におすすめできる髪型です。一方、就活で良い印象を与えるには注意点もあるため、本記事で確認しておきましょう。
就活でボブにするメリット
女性らしい印象を与えられる
丸みのあるボブスタイルは、女性らしい印象を与えられます。目鼻立ちがしっかりとしていて、顔立ちがキリッとしている女性は「近寄りがたい」印象を与えることがありますが、ボブヘアにすることでやわらかい印象になるでしょう。
また、ボブはサイドの髪の長さがリップラインから肩下の長さまで、さまざまなスタイルがあります。そのため、自分に似合うボブスタイルが見つけやすいこともメリットです。
ヘアセットに手間がかからない
ロングヘアであれば、髪を結ったり、セットしたりするのに手間がかかります。ボブであれば、髪を結う必要がないため、ヘアセットに悩みません。髪を乾かすのも楽なので、時間をかけずにヘアセットができます。外出時にヘアスタイルが乱れても、簡単に元に戻せることもポイントです。
就活中は時間厳守であり、女性はただでさえメイクに時間を取られるため、ヘアセットに手間がかからないのは大きなメリットといえます。朝の準備に多くの時間を費やす必要がないボブスタイルは、早起きが苦手な方にもおすすめの髪型です。
アレンジしやすい
ヘアアレンジがしやすい点も、ボブヘアにするメリットです。ボブはスタイリングによって印象が左右されるため、就活に適しているだけでなく、おしゃれを楽しむこともできます。
ヘアアレンジはさまざまなバリエーションがあり、外ハネやアップスタイルもそのひとつです。就活をしながらおしゃれを我慢しなくて良いのは、ボブヘアならではの強みです。
就活時には、内巻きワンカールやハーフアップなどのヘアアレンジがおすすめです。ヘアアレンジの詳細は後述するので最後までご覧ください。
就活でボブにする注意点
重い印象にならないようにする
ボブはボリュームによって印象が変わるため、重い印象を与えないように注意しましょう。ボリュームがあるボブは野暮ったく、暗い印象を与えるため就活に不向きです。
ボリュームを調整できない場合は、ヘアアレンジをすることで、スッキリとした印象を与えられます。また、前髪が目にかかっていると、目元に影が落ちて印象が悪くなります。明るい印象を持たれるには顔の一部を出すことが効果的なので、目や眉毛、耳などが出るボブスタイルにしましょう。
サイドの髪は耳にかける
明るい印象を与えるには耳を出すことがポイントです。耳にかけないボブヘアは顔周りを隠すため小顔効果がありますが、耳にかけたほうがスッキリとするので明るい印象を与えます。
また、顔周りをスッキリすることで表情がはっきりと見え、相手に自分の気持ちが伝わりやすくなります。お互いが初対面の面接では、相手がどのような人なのかわかりやすいほうが、安心感や信頼感を得やすいです。
ボブヘアを耳にかけるだけでかなり印象が変わってくるので、どちらかの耳だけでも出すようにしましょう。
個性的な前髪は避ける
ボブスタイルで眉毛を出す場合は、前髪をわけたり、くくったりして見せるようにしてください。眉上の短い前髪を作ると、幼くカジュアルな印象を与えるので避けましょう。
また、前髪を一直線にそろえるパッツン前髪は、基本的に社会人ではNGです。個性を重んじる業界ではOKな場合もありますが、就活では避けるようにしましょう。
さらに、アイドルのように前髪をくるんとカールさせる前髪も人気ですが、就活では向いていません。就活では社会人になる意識をアピールする必要があるため、個性やかわいらしさを強調する髪型はしないことをおすすめします。
就活でボブにする場合は、眉毛より少し下の前髪か、斜めに流した前髪が良いでしょう。
髪色に注意する
就活では派手な色の髪色は避ける必要があるため、カラーリングをしないようにしましょう。「過度に明るくなければ良いのでは?」と考える方もいますが、活発な印象を与えるボブは、髪色が少しでも明るいとカジュアルな印象になります。
とはいえ、暗すぎる髪色もおすすめできません。重たい印象を避けるため、できる限り自然な黒髪が求められます。
パーマはカジュアルな印象になる
ボブスタイルにふわふわのパーマの組み合わせは人気ですが、就活には向いていません。スッキリとした印象にするために髪をまとめたとしても、パーマをしているとカジュアルな印象になります。
パーマはボブに限らず、どのヘアスタイルでも良い印象は与えません。ストレートパーマであれば問題ないケースも多いですが、ふわふわのパーマはかけないようにしましょう。
どのようなボブスタイルが就活に適しているのかピンとこない方は、次に紹介するおすすめのボブスタイルを参考にしてください。
就活におすすめのボブスタイル
レイヤーボブ
レイヤーボブとは、髪の表面や顔周りに段差をつけるカットを施したボブスタイルを指します。シルエットが豊富なので、ボブの長さや段の作り方を変えることで、就活に適したボブスタイルが可能です。
スタイリングが簡単なレイヤーボブは、時間をかけずにヘアセットができるのもポイントです。アレンジもしやすく、就活とおしゃれの両方を楽しめます。
丸みショートボブ
女性らしさや、やわらかい印象を持たれたい方は、丸みショートボブがおすすめです。丸みショートボブとは、トップから後頭部にかけた丸いシルエットが特徴のボブスタイルを指します。
こちらもヘアセットが簡単なので、朝の準備に手間取らずに済みます。
ミニボブ
ミニボブとは、顎ラインでカットしたボブスタイルです。ボブよりも短く、ショートよりも長いのが特徴です。
シンプルなミニボブは、顔周りがスッキリするので清潔感を与えられます。毛先がはねづらく、襟足の生え癖の影響を受けづらいため、乾かすだけで簡単にヘアスタイルが決まりやすいのが強みです。
就活でおすすめのボブアレンジ
ハーフアップ
就活では、ハーフアップスタイルにするのもおすすめです。ハーフアップにすると、上品で清楚な印象になり、顔周りをスッキリと見せられるため清潔感を与えられます。
しかし、公務員や金融、教育業界などの堅い業界の場合、ハーフアップはカジュアル過ぎると思われる恐れがあります。そのため、堅い業界を目指す方は、真面目な印象になるヘアスタイルが好ましいでしょう。
ハーフアップを作る際は、下ろしている髪の毛がボサボサにならないように注意しましょう。サイドの髪の毛が落ちてヘアピンを使う場合、極力ピンが見えないように工夫してください。
- 1髪全体にワックスやムースを馴染ませる
- 2耳上の髪の毛を取りブラシでとかして後頭部で結ぶ
- 3サイドの毛や後れ毛をワックスで止めてスプレーで固定する
内巻きワンカール
内巻きワンカールとは、画像のように毛先を内側にカールさせるスタイルを指します。内巻きにアレンジすることで、まとまり感が出るため就活におすすめです。
内巻きワンカールを作るには、ストレートアイロンを使用します。以下の手順でおこなうと、きれいな内巻きワンカールができます。
- 1髪の中心から毛先までアイロンで熱を入れる
- 2中間から毛先にかけて徐々にストレートアイロンの角度を内側に入れる
- 3顔周りの髪の毛は後ろに流れるように巻く
アイロンを内側に入れるときは、手首の角度を変えながらカールさせていきましょう。フェミニンな雰囲気を演出したい方は、ぜひ試してみてください。
清潔感や好印象を与えるボブは就活におすすめ!
ボブは女性らしさや明るさ、清潔感を与えられるため、就活におすすめのヘアスタイルです。ヘアセットの手間がかからず、アレンジが楽しめるところも、ボブにするメリットといえます。
ボブにはさまざまなスタイルがありますが、重い印象や個性を発揮したボブヘアにするのは避けましょう。就活は社会人としての意識をアピールする場なので、個性やおしゃれを強調する必要はありません。
顔周りをスッキリさせると明るい印象になるため、耳にかけたりハーフアップをしたりなどして、工夫をしてみてください。