就活で好印象を与える前髪とは？｜ピンの使い方や男女別の適した髪型を紹介

就活では清潔感のある身だしなみが求められるため、髪型にも気を配る必要があります。髪が長い方は結んだり、短くカットしたりなどで対応しますが、前髪はどうしたら良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、就活に適した前髪や、好印象を与える前髪を男女別に紹介します。就活で避けるべき前髪や、前髪をピンで留めても良いのかについても解説するので、就活の前髪にお悩みの方は最後までご覧ください。

就活の前髪は印象を左右する

前髪は顔の印象を大きく左右し、表情の見え方に影響を与えます。そのため、就活に適した前髪にすることで、採用担当者にポジティブな印象を与えることができます。

明るい印象を与える前髪にすると、コミュニケーションスキルがある人材だと判断してもらいやすくなります。前髪は第一印象を決める大切なポイントになるため、意識して整えるようにしましょう。

反対に、受け答えはよくても、前髪が目に覆いかぶさっているようなスタイルであれば、マイナスな印象を与える可能性があります。自分の魅力を最大限発揮するために、少しでもマイナスになる部分は排除しておきましょう。

ここからは、就活に適した前髪作りのポイントや、好印象を与える前髪を紹介するので、ぜひ実践してみてください。

就活に適した前髪作りのポイント

おでこ・眉毛を見せる

明るい印象を持ってもらうには、おでこや眉毛を見せたスタイルの前髪がおすすめです。おでこや眉毛を見せる前髪にすると、表情が見えやすくなるため、明るい印象を与えます。また、初対面でも親しみやすい印象を与えるでしょう。

ほかにも、眉毛を見せると目力が強調されて自信のある印象になります。そのため、採用担当者に「ポテンシャルが期待できる人材」として印象に残る可能性があります。

耳を見せる

耳を見せるヘアスタイルも、明るく活発な印象を与えます。明るい印象を与えるには、髪の長さに関係なく、顔全体をよく見せることがポイントです。

顔の大きさが気になるから髪で隠したいと考える方もいますが、顔まわりを隠しすぎるのは顔が膨張して見えるためかえって逆効果です。耳を見せるスタイルは小顔効果があるため、さわやかですっきりとした印象を与えるでしょう。

崩れないようにセットする

耳にかけるのは好印象を与えるために効果的ですが、長い髪を耳にかけた場合は、お辞儀した際に顔に髪の毛がかかる可能性があります。就活ではお辞儀をする機会が多いため、髪が崩れるたびに手で直していると、採用担当者に見苦しい印象を与えます。また、就活生本人も、面接に集中できなくなるかもしれません。

そのため、就活では前髪が崩れないように、ワックスやスプレーを使ってセットしましょう。ワックスを使っても崩れる恐れがあるなら、ヘアピンの利用を検討してください。

【女性編】就活で好印象を与える前髪

左右で流した前髪

前髪をそのままおろすよりも、少し左右に流し眉毛やおでこを見せることで、明るく親しみやすい印象を与えます。目にかかる程度の長さの方に向いているスタイルですが、短い方でもヘアスプレーで整えるとキープできるでしょう。

セットする際は、くしで斜めにといてスプレーで固める方法が主流です。ヘアアレンジが苦手な方でもセットしやすいスタイルなので、ぜひ挑戦してみてください。

中央で分けた前髪

前髪が長い方は、中央で前髪を分ける「センター分け」スタイルも就活に適しています。センター分けは、眉毛とおでこがバッチリ見えるため、明るく自信のある印象を与えるでしょう。

落ち着いた印象を持たれやすいので、童顔に悩んでいる方にもおすすめです。センター分けにすることで、頼もしい印象をプラスできるでしょう。

おでこを出す

おでこをすべて出すオールバックスタイルも、すっきりとした印象やキリッとした印象を与えます。前髪を作っていない方や、長い方に向いている前髪です。前髪が短い方がする場合は、髪型が崩れやすいため注意しましょう。

他の前髪と比べると、オールバックスタイルをしている方は少ないため、インパクトを与えたい方にもおすすめです。

【男性編】就活で好印象を与える前髪

短い前髪

男性は、前髪に限らず髪型は短いスタイルが無難といえます。短い髪型であれば、表情がよく見えるため、採用担当者にポジティブな印象を与えやすいです。

また、スタイリングがしやすく、髪型が崩れにくい点も魅力です。

上げた前髪

スタイリング剤で前髪を上げた「アップバング」スタイルにするのもおすすめです。前髪を上げることで眉毛やおでこが見えるため、清潔感や積極的に行動できる印象を与えます。

しかし、アップバングは強風や雨など天候が悪いと崩れやすいので、しっかりとヘアスタイルをキープできるようにセットを行いましょう。

左右で流した前髪

さわやかな印象を与えるには、左右で前髪を流すスタイルが良いでしょう。分け目を7:3にすると、大人っぽい雰囲気や落ち着いた印象を与えます。

セットする際は、分け目を決めてドライヤーでクセづけをし、ワックスを髪になじませ最後にスプレーで固めましょう。

就活で避けるべき前髪

重たいぱっつん

目元を引き立てるとして女性に人気のぱっつん前髪ですが、就活では向いていない前髪のひとつです。前髪のボリュームがある重たいぱっつん前髪は、暗い印象を与えるので注意してください。

ただし、個性を主張しすぎていないぱっつん前髪であれば、女性の場合そこまで問題はありません。しかし、男性の場合は「個性的すぎる」と思われる恐れがあるので気をつけましょう。

金融関係や公務員などのお堅いといわれる職場では、ぱっつん前髪は適していない可能性があります。そのため、ぱっつん前髪の方は少し左右に流してセットすると良いでしょう。

シースルー

シースルーとは、おでこが透けて見えるほど薄い束感のある前髪を指します。韓国発祥のスタイルで、軽やかな印象を与えます。若い女性を中心に人気がありますが、幼くカジュアルな印象を与えるため就活向きとはいえません。

また、前髪が目にかかる長さの場合、乱れるたびに手で直す必要があります。そのため、シースルーの方は、左右にわけたりセンターでわけたりして対処しましょう。

横の毛を出す

触角のような横の毛を出して前髪を作るスタイルも、就活には適していません。横の毛があると顔を隠してしまうため、表情がわかりづらく、暗い印象を与えます。さらに、お辞儀をしたときに顔に髪が覆いかぶさるため、見苦しいと思われる可能性があります。

清潔感を与えるためにもすっきりとした印象が大切なので、横の毛はヘアゴムやピンでまとめるようにしましょう。

マッシュ

マッシュとは、マッシュルームのような丸いシルエットが特徴の髪型です。普段するには問題ありませんが、前髪が目の上ギリギリまであるマッシュスタイルは、おでこがまったく見えないため就活には向いていません。

ただし、わざわざカットする必要はなく、スタイリング剤を使えば就活に適した前髪にセットすることが可能です。就活のときだけでも、前髪を立ち上げたりわけたりして、おでこを出したスタイルに変えましょう。

長い前髪

長い前髪は、清潔感を損なう恐れがあるため、きちんとまとめることが大切です。女性であれば、スタイリング剤やピンでまとめることで対応できる可能性があります。

うまくまとめられない場合は、美容院で就活に適した前髪にカットしてもらうのも良いでしょう。

就活で前髪をピンで留めても良い？

結論から申し上げますと、就活でピンを使用するのは問題ありません。

就活では清潔感のある印象を与えることが大切であり、ピンを使用することですっきりとした印象や真面目さをアピールできます。

その他にも、就活で前髪をピンで留めることで以下のメリットが期待できます。

就活で前髪をピンで留めるときの注意点

目立たないピンを選ぶ

就活で髪をピンで留める際は、目立たないように地味なヘアピンを選ぶことが大切です。色は黒かこげ茶色など、髪の色に近いものを選ぶようにしましょう。

ヘアピンの種類は、アメリカピンやスモールピンが目立たないのでおすすめです。派手な色のヘアピンや飾りがついたものは、就活に適していないので避けましょう。

たくさん使わない

目立たないヘアピンを使用したとしても、使いすぎるのはNGです。ヘアピンの数が多い髪型は、採用担当者に良い影響を与えない可能性があります。そのため、ワックスやヘアスプレーなどをうまく併用し、ヘアピンを使うとしても1～2本程度にしておきましょう。

正しくつける

ヘアピンには正しい付け方があるため、間違った付け方をしないように気をつけましょう。ヘアピンを正しくつけるには、短い波状のほうを頭皮にし、長い直線のほうは外側になるようにします。できるだけ生え際や根本にヘアピンをつけることが、髪型を崩れにくくするポイントです。

正しくつけていないと、ヘアピンをしていても髪が崩れやすくなるので注意しましょう。

就活の前髪に関するよくある質問

前髪が流せない場合はどうする？

前髪が流せない場合は、思い切ってオールバックスタイルにするのはいかがでしょうか。おでこを出すことで見えている肌の面積が増え、明るい印象を持たれます。

髪の毛の量が多い場合は、おでこが少し透ける程度まで量を調整するのも良いでしょう。しかし、シースルーまで行くと印象が悪くなる恐れがあるので、あくまでも自然な量に調整することがポイントです。

前髪が短い場合はどうする？

前髪が短くて流せない場合、おでこと眉毛を見せるように意識してセットしましょう。おでこと眉毛が見えると表情がわかりやすくなり、自信のある印象を与えます。

普段眉毛を見せないスタイルの方は、眉毛がきちんと整っているかチェックしておきます。前髪だけでなく、眉毛のお手入れもしたうえで就活に臨みましょう。

前髪が耳にかけられない場合は？

耳にかけられない方は、ワックスやピンの使用をおすすめします。

ただし、ワックスはつけすぎると髪がべたっとして清潔感が損なわれるため、少しづつつけるようにしましょう。ヘアピンを使うときも、使いすぎは厳禁です。

就活の前髪は好印象を与えるために大切！

就活の前髪は、採用担当者に好印象を持ってもらうために大切なポイントのひとつです。初対面でポジティブな印象を持ってもらうために、おでこや眉毛、耳を見せて明るい印象を与えましょう。

どのような前髪にすべきかわからない方は、本記事で紹介した好印象を与える前髪を参考にしてセットしてみてください。就活では適していない前髪もあるため、該当している方は適した前髪に変えることをおすすめします。

髪をセットするためには、ワックスやヘアスプレー、ヘアピンなどをうまく使いましょう。ただし、使いすぎるとマイナスな印象につながる恐れがあるため、少量ずつ使うようにしましょう。