面接時のマスクは何色にするべき?マスクの選び方と着用時のマナー

面接時のマスクは何色にするべき?マスクの選び方と着用時のマナー
この記事のまとめ
  • 面接時のマスク着用は企業の方針に合わせる
  • 白の不織布マスクがおすすめ
  • 着用する場合ははっきり話すことやジェスチャーを意識する

面接時に迷うのが「マスクの着用」についてです。私生活では、個人の自由に任されている場合が多い一方、企業や職種によってはさまざまな観点からマスクの着用が続けられている場合があります。

この記事では、面接時にマスクを着用したほうがいいのかやおすすめの色や素材、マスクを着用して面接を受けるときの注意点を解説しています。マスクを着けているからこそ気を付けなければならないポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

面接ではマスクを着けた方がいい?

厚生労働省は、令和5年3月13日以降、マスクの着用は個人の判断が基本としました。現在、企業によってマスク着用の考え方は様々な上、その時々の感染症の流行状況によっても状況は常に変わるでしょう。

そのようなとき、面接で迷うのがマスクを着用するのかどうかです。迷ったときには、以下のようなポイントで判断すると良いでしょう。

企業の方針を事前に確認しておく

一番良いのは、事前にマスクの着用が必要かどうかを企業に確認しておく方法です。

面接の日時が決定した時点で聞いておけば、企業や面接官の方針が分かり、当日の対応に迷いにくくなります。メールや電話などで「当日はマスクの着用は必要でしょうか?」などと尋ねておきましょう。

事前に確認できなかった場合は当日柔軟に対応する

当日までに確認できなかった場合は、どちらの方針であってもすぐに対応できるよう準備をして向かうのがおすすめです。面接会場で案内係の人などに確認をする、面接官を見てから判断するなどの方法があります。

迷った場合にはマスクを着用していき「マスクは着けたままでいいでしょうか?」などと確認すると、丁寧な印象を与えられます。

また、入室後に面接官がマスクをしておらず、自分もマスクを外したい場合には「マスクを外してもよろしいでしょうか?」などと確認し、指示を仰ぐようにしましょう。

企業の方針と自分の思いが異なるときはどうすればいい?

着用を求められたが付けられないとき

企業の意向が「マスクを着用して面接を実施」というものだったとしても、感覚過敏などさまざまな理由からマスクを着用できない人もいるでしょう。

その場合には、事前にその旨を企業に丁寧に説明することが必要です。どうしてマスクを付けられないのか、その場合どのように対応すれば良いのかを説明し、どのように対応すれば良いのか聞いておきましょう。

外すよう求められたが外せないとき

企業の意向が「マスクは着用せず面接を実施」だったとしても「面接時に風邪をひいてしまった」「アレルギー症状がある」といった理由や、感染症への不安などからマスクを着用して面接を受けたい人もいるでしょう。この場合にも、事前にマスクを着用したまま面接を受けたい旨を企業に伝えておくのがおすすめです。

当日、突発的な出来事でマスクを着用したまま面接を受けたい場合には、理由を面接官に伝え、指示を仰ぎましょう。

面接時のマスクの選び方

マスクの色は無地の白がおすすめ

面接では「白の無地のマスク」がおすすめです。

面接において、第一印象は非常に重要なものです。プライベートで着けるマスクは、おしゃれの一環として、さまざまな形状や色のマスクを使うこともあるかもしれません。しかし、就職活動においてのマスクは「おしゃれ」ではなく「身だしなみ」の一部だということを理解しておくのが大切です。汚れなどのない、清潔な白いマスクを使用しましょう。

基本的には白いマスクが良いですが、白以外のマスクを使うときには目立つ色や柄のあるものは避けます。薄いベージュやピンク、グレーなど落ち着いた色合いのものを選ぶようにしましょう。

素材は不織布素材がおすすめ

面接で着けるマスクは「不織布素材」を選ぶと良いでしょう。不織布マスクは、一般的に布製のマスクよりも感染防止効果が高いとされています。また、汚れたときにはすぐに新しいものに取り替えられるのもメリットの一つです。

洗って何度も使える布マスクが一概にいけないというわけではありません。布マスクを使うときにも、不織布マスク同様で「無地で清潔感のあるもの」を使用するのがポイントです。

また、どの素材のマスクを使う場合にも、汚れてしまったときや床に落としてしまったときに取り替えられるよう、予備のマスクを持って行くのを忘れないようにしましょう。

マスクを着けて面接をするときの注意点

マスクを着けて面接に臨むときには、いつも以上に気を付けておくほうが良いポイントがあります。マスクならではの注意点を理解し、当日に備えておきましょう。

はっきり大きな声で話す

マスクを着用すると、どうしても声がこもってしまいます。声がこもると、相手にとって聞き取りづらくなるため、話している内容が伝わりにくくなってしまいます。

マイナス評価につながらないよう「はっきりと大きな声で話す」ことを意識すると良いでしょう。また、声のトーンはいつもより上げ、ゆっくりめに話したり、母音を意識して話すのもポイントです。

しかし、どのくらいの声のボリュームなら相手に聞き取りやすいのかは自分では分かりません。友達や家族などに協力してもらい、どのくらいの声のボリュームが良いのかなど、話し方を練習しておくのがおすすめです。

顔にフィットするように付ける

マスクから鼻やあごが出ていると、だらしない印象になります。また、感染防止の観点からも適切に対象できていないと判断される可能性もあるでしょう。顔にフィットするよう、マスクと肌を密着させて着用するのが大切です。

まずは、マスクのワイヤーの部分を鼻に合わせ折り曲げます。その後、両手でマスクを広げ、鼻の上からあごまで隠れるよう着用するとしっかりフィットします。

前髪が目にかからないようにする

マスクを着用すると、顔の半分が覆われてしまいます。面接においては、話す内容だけでなく、表情も大切です。マスクを着用して面接を受けるときには、少しでも顔が見えるように前髪が目元にかからないようにしましょう。

男性は「短髪にし、前髪はあげる」女性は「横に流す」などして、目元が見えるようにセットし、顔が見える範囲を少しでも広くすると明るい印象に繋がります。

身振りや手振りで表現する

マスクで表情が伝わりにくい分、身振りや手振りを使って思いを表現しましょう。

大げさにやる必要はありませんが、ジェスチャーを交えながら話すことで、思いが伝わりやすくなります。ほかにも「相手の話をしっかりと頷きながら聞く」「目元だけでも笑顔を表現する」なども大切なポイントです。鏡を見ながら、自分自身の表情がどのように映っているか確認しておくと良いでしょう。

眼鏡の人はレンズが曇らないような工夫をする

マスクをすると、眼鏡をかけている人はレンズが曇りやすくなります。面接官もある程度の理解はしてくれるとは思いますが、レンズが曇ると目元の表情まで見えなくなってしまう可能性があり、相手に思いが伝えにくくなるかもしれません。

「面接のときはコンタクトにする」「鼻パッド付きのマスクを使う」「レンズの曇り止めを塗っておく」などの工夫をして、本番に臨みましょう。

面接本番で眼鏡が曇ってしまったときは、面接官に理由を説明した上で「マスクを少し下げる」「マスクを外す」などして対応するのがおすすめです。

目元のメイクを工夫する

目元のメイクを工夫する

マスクで表情が見えない分、見えている範囲で明るい印象を演出するのは大切なことです。目元のメイクを工夫し、明るい印象を与えられるようにしましょう。

ブラウン系や肌馴染みの良いオレンジ系など、自分の肌色に合った自然な色合いのアイシャドウを使い、アイライナーは自然な長さにすると、目力が強まります。このとき、アイシャドウは細かいパールが入ったものを選ぶと、派手な印象になりにくく、目元を明るくみせられるのでおすすめです。

マスカラは、まつ毛パーマなどをしている場合には、使わなくても問題ありません。しかし、何もしていない場合には目元が影になってしまう可能性があるので、ビューラーでまつ毛をあげ、ナチュラルなマスカラを使いましょう。

マスクをしていると、蒸気で化粧が崩れやすくなります。仕上げにフィックスミストなどを使うと、メイクが崩れにくくなります。

マスクを外すことを求められたら?

基本的に、マスクの着用の有無については企業の方針に合わせます。マスクを着用する場合だけでなく、外さなくてはならない場合についても事前に考えておきましょう。

マスクの外し方に気を付けて外す

マスクを外すときにはいきなり外すのではなく「失礼いたします」などと一言かけてから外すと丁寧な印象になります。また、感染防止対策の観点から、マスクの表面を触るのは避けましょう。

マスクを実際に外すときには、耳にかかっている紐を片方ずつ外しましょう。外したあとは、マスクケースなどに入れ、かばんに片付けるのがマナーです。

マスクの下も身だしなみは整えておく

マスクを外す予定はないからと「マスクで隠れる部分の化粧をしていない」「ひげを剃っていない」のは避けましょう。マスクを外すことを求められたときやマスクを外さなければならない状況が突発的に起こったとき、だらしない印象を与えてしまいます。

油断せず「肌馴染みの良い色のリップやチークを使う」「ひげを剃る」など、基本的な身だしなみは整えておきましょう。

Web面接の場合はマスクは必要ない

Web面接の場合は、相手と直接話すわけではないため、原則マスクは必要ありません。むしろ、表情が伝わりにくく、声がより聞き取りにくくなってしまうため、マイナスな印象に繋がることがあるでしょう。

何らかの理由があり、マスクを着用したまま面接を受けたい場合には、その旨を面接官に伝えるようにします。

マスク着用で面接に臨む場合は注意点を押さえておこう

マスクの着用の有無は、基本的には企業の方針に合わせるようにしましょう。面接の日時が決まった段階で、事前に企業側の意向を確認しておくと慌てずに済みます。企業の方針と異なる、やむを得ない事情があるといった場合には、その理由を丁寧に企業側に説明し、判断を仰ぐようにしましょう。

面接でマスクを着用するときは、白の不織布マスクを使うのが無難です。マスクで表情が伝わりにくくなる分、目元に髪がかからないようにしたり、身振り手振りを交えて思いを伝えるようにしましょう。ゆっくり、はっきりした声で話すのがコツです。

マスクを着用しているからこその注意点を理解し、当日慌てることのないように、事前に準備をしておきましょう。