面接にリュックで行ってもいい?正しい選び方・持ち方・置き方を解説!

面接にリュックで行ってもいい?正しい選び方・持ち方・置き方を解説!

記事の要点:

この記事のまとめ
  • 面接にリュックで行くのは【なるべく避ける】
  • 面接のリュックは【第一印象を左右する】
  • 面接リュックは【持ち方と置き場所】が大切

面接で使うリュックは、適切な選び方と扱い方を守ることでビジネスマナーがある印象を与えられます。

そこで本記事では、面接にリュックは適しているのか、これから面接する就活生向けに、事前に知っておくべきマナーを解説します。正しいリュックの使い方を学び、面接官に好印象を与えましょう。

面接にリュックで行っても問題ない?

面接にリュックで行くのは、基本的には好まれません。

しかし、企業文化や業界によって大きく異なる場合があります。例えば、カジュアルな企業や遠方からの就活なら許容されることが多いですが、伝統的な業界フォーマルな場なら避けるべきです。このように場合によって変わるので、ビジネスマナーを守り、最も適したもので面接に挑みましょう。

面接でリュックが好まれない理由

フォーマルな場に適していない

面接はフォーマルな場なので、リュックはカジュアルなアイテムと見なされることが多いです。ビジネスの場では、見た目から受ける印象が非常に重要です。そのため、リュックを持っていくことで面接官にビジネスマナーが欠けていると受け取られる可能性があります。

特に、金融業界法律事務所などの業界ではふさわしくありません。こうした場では、ビジネスバッグやブリーフケースの方が適しており、よりフォーマルで整った印象を与えることができます。

ビジネスマナーとしてふさわしくない

ビジネスマナーの観点からもリュックはあまりふさわしくありません。ビジネスシーンでは、第一印象がかなり重要になります。

その際に、リュックだとビジネスの場にふさわしくないと見なされることがあります。そのため、リュックはカジュアルな印象を与えやすいので、面接では避けた方が無難でしょう。

スーツにシワができる

面接では清潔感があり整った身だしなみが求められます。そのような場面でリュックを背負うと、スーツの背中部分や肩の部分が圧迫されてシワができてしまうことがあります。シワのあるスーツは、だらしない印象を与えかねません。

このように、リュックはスーツの外見や自身の印象を損なう可能性があるため、避けることが望ましいです。

面接にリュックでも問題ないケース

遠方から連泊で就活する場合

遠方から複数の企業を訪問する場合は荷物が多くなりがちです。このような状況では、リュックが便利で実用的です。スーツケースやキャリーバッグと組み合わせて、必要な書類や個人のアイテムを整理するためにリュックを使用することに問題はありません。

リュックは両手が空くため、移動が多い就活生にとって利便性が高く、長距離移動中も快適です。面接前に荷物を預けることができる場合は、リュックを使っても問題ないでしょう。しかし、面接会場に持っていく場合は、ビジネスシーンに適したリュックを選ぶ必要があるので注意してください。

服装自由の場合

企業によっては、服装自由の方針を採用しているところもあります。このような企業では、リュックも許容されることが多いです。そのため、実際にカジュアルな雰囲気の企業やスタートアップでは、フォーマルなビジネスバッグよりもリュックが一般的に使用されることがあります。

リュックを選ぶ際には、落ち着いた色合いでシンプルなデザインのものを選びましょう。これにより、リュックを持っていくようなカジュアルな服装でもきちんとした印象を保つことができます。

面接のリュックは第一印象を大きく左右する

面接においてリュックは第一印象に大きな影響を与えます。適切なリュックを選ぶことで、プロフェッショナルで誠実な印象を与えることができます。しかし、不適切なリュックはビジネスマナーが欠けていると判断されるかもしれません。

面接OKのリュック

面接OKのリュック

機能性がありデザインがフォーマルな場にふさわしいリュックなら、面接で使用しても問題ありません。シンプルな無地のブラックやネイビーなど、ビジネスシーンに適した色合いが良いでしょう。

また、リュックが自立することもポイントの1つです。自立するリュックは面接中に置く場所に困らず、見た目も良くなります。さらに、面接に必要な書類やアイテムを整理しやすいポケットや仕切りがあると便利です。

面接NGのリュック

面接NGのリュック

面接には避けるべきNGなリュックもあります。派手なデザインや色のリュックはカジュアルすぎて、ビジネスシーンには適していません。例えば、明るい色や大胆な柄、過度な装飾があるリュックは避けるべきです。

また、リュックが汚れていたり傷が目立つ状態ではだらしない印象を与えてしまいます。そのほか、ブランドの大きなロゴが入ったリュックもカジュアルな印象が強く、ビジネスシーンには不適切なので把握しておきましょう。

面接に適したリュックの選び方

無地でシンプルなデザインと色を選ぶ

無地でシンプルなデザインのリュックが面接には最適です。派手なデザインや明るい色は避け、ブラックやネイビー、グレーなどの落ち着いた色合いを選ぶことで、フォーマルな場にも適した印象を与えることができます。

また、過度な装飾や大きなロゴが目立たないデザインを選ぶことで、ビジネスシーンにふさわしい印象を与えられるでしょう。シンプルで洗練されたデザインは、ビジネスマナーを強調できるので必須となります。

自立するリュックを選ぶ

自立するリュックは面接中に置く場所に困らず、見た目も整っています。リュックが自立することで、床に置いた際にも倒れずに安定して立っているため、書類やアイテムが散乱する心配もありません。

また、自立するデザインのリュックは、整理整頓ができる人物というポジティブな印象にも繋がるでしょう。自立することで面接官から見た際にも整理整頓が行き届いているように見え、細やかな配慮ができることを示せます。

A4サイズが入りポケットや仕切りがあるものを選ぶ

面接に必要な書類やアイテムを整理しやすいリュックを選びましょう。A4サイズの書類が収まるリュックなら実用的で便利です。また、ポケットや仕切りが多くあるリュックは必要なアイテムを整理しやすく、面接時にも素早く取り出すことができます。

これにより、面接官に対して整理整頓ができる印象を与えることができます。例えば、書類用の仕切りやペンホルダー、ラップトップ用のスペースなどがあると使い勝手がさらに向上するのでおすすめです。

防水性と耐久性があるものを選ぶ

リュックを選ぶ際には、防水性耐久性も考慮しましょう。雨の日でも安心して使える防水性と長期間使用できる耐久性があるリュックは利便性が高いです。

天候に左右されずに安心してリュックを使用することができ、さらに長く使えるため経済的でもあります。特に、就活中は移動が多いため、耐久性が高く丈夫なリュックは非常に役立つでしょう。

適切な価格帯のリュックを選ぶ

高価すぎず安価すぎない適切な価格帯のリュックを選ぶことも重要です。あまりに高価なリュックはかえって逆効果となる場合もあります。適度な価格帯で、見た目と機能のバランスが取れたリュックを選ぶことが大切です。

また、価格が高すぎると面接官に無駄遣いの印象を与えるかもしれませんし、安価すぎると品質に問題がある可能性があります。このように、デザインだけでなく価格帯にも考慮することが重要です。

面接にリュックしかない時の対処法

ビジネスシーンにふさわしいリュックにする

リュックしかない場合でも、ビジネスシーンに適したリュックを選ぶことが重要です。そうすることで、清潔感を保ちつつ面接官に好印象を与えられるでしょう。

また、リュックは持ち方を工夫することも大切です。背負ったり肩にかけたりせずに手で持つと、敬意を示しビジネスマナーがあることをアピールできます。このように、リュックしかない場合でも、選び方や持ち方に気を付けるだけで、面接に適した印象に繋がります。

入室前はリュックを外す

面接会場に入る前には必ずリュックを外すようにしましょう。リュックを背負ったまま入室すると、カジュアルな印象を与えてしまいます。リュックは手に持つか、片方の肩にかける形で持ち運び、入室時には丁寧にリュックを外して手に持ちます。

そうすることで、フォーマルな態度かつ面接官に対してプロフェッショナルな姿勢を示すことができるでしょう。また、面接官に敬意を示すには、入室時にリュックを手に持つことも大切です。

椅子の上には置かない

面接中にリュックをどこに置くかも重要であり、リュックを椅子の上に置くことは避けるべきです。椅子の上にリュックを置くと、面接官に対して礼儀を欠いた印象を与えてしまいます。

そのため、リュックは床の隅に置くか、椅子の背もたれに掛けるようにしましょう。また、リュックの中身がこぼれないように、しっかりとファスナーを閉めておくことも大切です。乱雑ではなく丁寧に扱うことも大切なので、心がけるようにしましょう。

就活に適した鞄を借りる

どうしてもリュックしかない場合は、就活に適した鞄を借りることを検討しましょう。家族や友人からビジネスバッグを借りることができれば、面接時にプロフェッショナルな印象をより強調することができます。

最終面接などの重要な面接や大手企業の面接において、ビジネスバッグを使用することは欠かせません。ビジネスバッグを借りる際には、清潔で傷のないものを選び、丁寧に扱うことが重要です。

リュックを持つ際の面接マナー

面接時のリュックの持ち方

リュックを持つ際には、カジュアルな印象を与えないように慎重に持ち方を選ぶことが重要です。面接室に入る前にはリュックを背負ったままではなく、片手で持つか片方の肩にかける形で持ち運びましょう。

また、入室時にはリュックを両手でしっかりと持ち替えることで、よりフォーマルな印象を与えることができます。これにより、面接官に対してプロフェッショナルな姿勢と敬意を示すことに繋がるでしょう。

面接時のリュックの置き場所とタイミング

リュックは置く場所とタイミングも重要です。面接室に入った後、リュックを床の隅に置くのがベストです。逆に、椅子の上にリュックを置くことは避けるようにしましょう。椅子の上にリュックを置くと、面接官に対して礼儀を欠いた印象を与えてしまいます。

リュックは椅子の背もたれに掛けるか、床に置くようにします。また、リュックを置くタイミングは、面接官に指示されるか着席を促された時が適切です。タイミングを守りつつ、リュックを置く際には静かに丁寧に置くよう心がけましょう。

面接中のリュックの扱い方

面接中は、リュックが目立たないようにすることが重要です。リュックはできるだけ静かに置き、取り出すものがあれば面接前に準備しておきましょう。

もし面接中にリュックの中から何かを取り出す必要がある場合、事前に面接官に断りを入れ、静かに取り出すようにすることが大切です。面接が終わったら、リュックを取り上げる際にも丁寧に扱い、雑な印象を与えないように注意しましょう。

面接のリュックに関するよくある質問

面接でリュックはどこに置く?

面接室に入った後は、リュックをどこに置くかが重要です。基本的には、リュックは床の隅に置くのが適切です。椅子の上にリュックを置くことは避け、椅子の背もたれに掛けるか、床に静かに置くようにしましょう。

また、リュックを置く際には、面接官の指示に従うことも大切です。もし指示がない場合は、面接官の邪魔にならない位置に丁寧に置くよう心がけましょう。特に注意すべきは、リュックの中身がこぼれないようにしっかりとファスナーを閉めておくことです。

面接にリュックで行くと落ちる?

面接にリュックで行くことが直接的な不合格の原因になることありません。しかし、使うリュックや面接時のリュックの扱い方によっては、面接官に与える印象に影響することはあります。

そのため、面接に適したリュックを使用しビジネスマナーを守ることで、リュックによるマイナスの印象を与えないようにすることが重要です。シンプルでフォーマルなリュックを選び、持ち方や置き方に注意すれば、リュックが原因で落ちることはほとんどないでしょう。

面接にリュックを背負ったまま入室するのは良くない?

リュックを背負ったままだとカジュアルな印象を与えてしまうため、入室前にリュックを手に持ち替えることをお勧めします。

片手でリュックを持ってもう片方の手でドアを開けると良いでしょう。これにより、面接官に対して礼儀正しい印象を与えることができます。

面接室に入る時リュックはどうする?

面接室に入る際は、リュックを手に持ち替えてから入室します。リュックを片手に持ち、丁寧にドアをノックしてから入室しましょう。

入室後は、面接官に挨拶をし、案内された席に着席する前にリュックを適切な場所に置くようにしてください。

面接に適したリュック選びで好印象を残そう

面接で使うリュックは、シンプルで落ち着いたデザインを選び、持ち方や置き場所に注意することが大切です。無地で自立するリュックを選び、面接室に入る前に手に持ち替えるようにしましょう。入室後はリュックを床に置き、椅子の上には置かないようにしてください。

また、リュックしかない場合でも、適切に扱ったり鞄を借りることで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてビジネスマナーを守り、面接官に好印象を与えましょう。

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