- インターンでは明るく元気な挨拶を
- 挨拶は自分から積極的に行う
- お礼メールはマナーを守って送ろう
インターンに参加する際は、インターン先の社員の方々へ自発的に挨拶をすることが大切です。本記事では、インターンで挨拶をする重要性や押さえるべきコツなどを解説します。
また、シチュエーション別に分けて実際に使える挨拶の例文も紹介しますので、インターンで好印象を残せるような挨拶を心がけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
インターンで挨拶は重要!
インターンにおいて、挨拶はあなたの印象を大きく決定づける重要なアクションです。多くの場合、インターンに初めて参加する段階において、企業側はあなたの人柄を十分に理解していません。だからこそ、企業側が持つあなたへの第一印象をポジティブなものにするために、明るく元気に挨拶する姿勢が大切です。
また、ファーストインプレッションを良いかたちで印象づけられれば、前向きにインターンへ参加できるでしょう。
インターン初日に挨拶をする際のポイント
明るい笑顔を心がける
挨拶をするときにもっとも大切なポイントは、明るい笑顔を心がけることです。笑顔とは、相手に対して警戒心を持っていないことをアピールできる自己表現です。笑顔をつくるのがどうしても苦手な方は、口角を意識的に上げるだけでも意識してみてください。
ほとんどの人が、相手から笑顔を向けられたらマイナス感情は抱きませんし、「笑顔で挨拶してくれた」という印象が相手の心に残るはずです。挨拶を一番良い印象につなげられる要素は、明るい笑顔なのだと頭に入れておきましょう。
お辞儀の角度に気をつける
お辞儀の角度も、相手から意外と見られているビジネスマナーです。インターンでの挨拶は、「敬礼」という一般的なお辞儀の角度が適切です。30度くらいで倒し、目線は50センチ先を見ましょう。
挨拶をした後、頭を下げたところで1秒間止めてから頭を上げると、きれいなお辞儀に見えます。角度が浅すぎる場合は会釈に、深過ぎる場合は謝罪などの意味合いを持ってしまうので、気をつけましょう。
ハキハキと話すようにする
挨拶をする際に、ハキハキと分かりやすく話すことも大切な心がけです。
せっかく挨拶したとしても、モゴモゴと喋ってしまい、伝えたいことが相手へ伝わらなかったら本末転倒です。「何と言っているか分からない」という印象を持たれないように、一言一句ハッキリと話すことを心がけてみましょう。どうしても緊張しやすい方や活舌に自信がない方は、いつもよりゆっくりとしたペースで話すように意識してみてください。
しっかりと相手の目を見て話す
挨拶をするときは、しっかりと相手の目を見て話しましょう。視線を相手の目に合わせるだけでも、相手に「あなたに向けて話している」という意思をアピールできるので、より印象的な挨拶につながります。
もし、相手の目を見て話すのが苦手であれば、相手の眉間辺りに目線を向けるのが自然な印象を持たれるのでおすすめです。
挨拶は自分から積極的に行う
挨拶は相手から来るのを待つのではなく、自分から積極的に行いましょう。普段から挨拶に慣れていないと少し躊躇してしまうかもしれませんが、自分から挨拶をすることは、全てのビジネスマンに必要とされる基礎的な姿勢です。
自分から率先して挨拶することが、人間関係を構築するうえで重要なアクションです。インターンのうちから、ビジネススキルをしっかりと固めておくつもりで、自分から挨拶することに慣れておきましょう。
インターンにむけた意気込みを話す
もし相手とゆっくり話せる余裕があれば、挨拶の最後にインターンへの意気込みを伝えましょう。長く話す必要はないので、どんな学びを得たいのかを自分の言葉で簡潔に伝えればOKです。ここまで出来れば、あなたの心の中にも、インターンを頑張ろうという前向きさが自然と芽生えるでしょう。
なお、次の項目では意気込みを伝える際の例文も紹介しますので、挨拶をより具体的にイメージしたい方はぜひ参考にしてください。
【状況別】インターンで使える挨拶の例文
メールで事前に挨拶する際の例文
この例文はシンプルではありますが、インターンへ参加する機会をもらえたことへのお礼と意欲を簡潔に伝えられています。挨拶メールは、長すぎると逆に何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまうので、簡潔にまとめて問題ありません。
なお、インターンシップに対する意欲をより伝えたいのであれば、口頭で挨拶をするタイミングが訪れた際に、再アピールするのもひとつの方法です。
インターン先の受付で挨拶する際の例文
受付で挨拶をする際は、大学名・名前・要件(インターンシップの参加)の3つを簡潔に伝えればOKです。受付を終え、インターン会場を案内してもらったら、指示に従って移動しましょう。
インターン初日に自己紹介をする際の例文
この例文のポイントは、大学で学んでいる分野とインターンシップの参加に至った経緯がしっかりとつながっている点です。
インターンシップの評価につながるわけではないので、必ずしも大学の専攻と企業の事業を紐づける必要はありませんが、このように関連性を持たせた挨拶ができると、学習意欲の高さをアピールできるでしょう。
インターン初日の参加後に送るメール例文
インターン初日に送るお礼メールは、学んだこと・感じたこと・2日目以降への意気込みをまとめると良いでしょう。
伝えるべきポイントはシンプルですが、当たり障りのない内容でまとめると、テンプレートのような印象を持たれてしまうので、出来る限り具体的に書くのがポイントです。
インターン最終日を終えた後に送るメール例文
この例文のポイントは、インターンへ参加した経緯や実際に学べたこと、今後の展望を全てまとめられている点です。社員の方々から学べたことを伝える際は、本文のように具体的に書けば、向上心をもってインターンへ参加したという印象を残せます。
最後の締めは、本文のように「一人前の社会人になりたい」という内容以外にも、インターン後に選考へ参加したいという意思をアピールするのも良いでしょう。
インターンの挨拶におけるよくある疑問について
挨拶をするタイミングを逃してしまった時は?
挨拶は、インターンの評価を大きく決める要素ではありませんので、心配する必要はありません。もし、挨拶できなかった社員の方と再びすれ違ったり、近い距離で接したりできるタイミングがあった際は、改めて挨拶しましょう。
挨拶メールは土日祝日でも送った方が良い?
企業の定休日が土日祝日であれば、週明けの月曜日に送りましょう。基本的に、お礼メールは当日もしくは翌営業日中に送るのがマナーです。
なお一般的に、賃貸不動産会社は水曜日が定休日とされています。そういった、土日祝日が通常の営業日であるケースもあるので、注意しましょう。
挨拶をきちんとした方が高評価につながる?
挨拶は、きちんと行っておくに越したことはありません。ハキハキと明るく挨拶すれば、礼儀礼節を守れている点をアピールできるので、少なからずプラスの評価につながるでしょう。
ただし、挨拶はあくまで礼儀の一環であり、インターンの評価を大きく左右するものではありません。挨拶だけでなく、インターンへ参加する時の姿勢で自身をアピールしましょう。
明るく元気な挨拶は前向きにインターンへ取り組むための第一歩
本記事では、インターンにおける挨拶の重要性やコツ、実際に使える挨拶文などを紹介しました。挨拶は、相手に対してポジティブな意思を伝えるだけでなく、自身の積極性をアピールするために重要な取り組みです。
社会人として当たり前のビジネスマナーではありますが、あまりにもかしこまりすぎたり、長すぎてしまうのはNGです。今回解説したポイントをふまえて、適切な挨拶を心がけましょう。